2011/12/05
海野宿に行ってきました
12月の最初の日曜日、長野県の海野宿を訪ねてみました。海野宿は江戸時代の北国街道の宿場町として栄えたところです。
北国街道は、中山道と北陸道を結ぶ重要な街道で、佐渡の金の輸送、北陸の大名の参勤交代などにも使われ、
この宿場町も賑わいました。
明治に入ると宿場としての機能は廃れましたが、今度は養蚕業で儲かったそうです。
なるほど道の両側は立派な家が建ち並んでいます。
どの家も重厚な構えをしているので、なんだか江戸の街に迷い込んだような錯覚さえ覚え、
時代劇の登場人物(スタア)みたいな気分で歩けます。

「いやいや、上州屋さんもお人が悪い」
「いえいえ、播州屋さんほどでは」
「ところで、そこもとは佐渡金山の抜け荷の件、聞き及んでおるか」(何故か、武士登場)
「めっそうもございません。手前どもにはとんと知らぬ話で」
「これ!嘘を申すな」
てな感じで。えんえんと続けることも可能。。。
それにしても知名度が今ひとつなのか、すれ違う人が少ないです。
こんなに良いところなのに、もったいない。
とは言え、妻籠や大内宿みたいに観光化されていないのが魅力なんですけどね。
ちょっと今回は寒風が吹いて寒かったので、春になったらまた行きたいです。
