2010/09/27
あこがれの遣唐使船に乗りました
先週末に奈良に行ってきました。今回は平城京跡と奈良の古墳巡りの旅です。
最初に行ったのは平城遷都1300年祭のメイン会場である平城京跡です。
大和西大寺から会場までの無料シャトルバスが運行されているので、
それに乗り10分で会場に到着です。
目指すはバスターミナル近くにある遣唐使船の復元展示。
おっと、その前に遣唐使船が展示されている「平城京歴史館」の
入場整理券をゲットしないといけません。
会場へ向かう道の途中で係の人が「1人1枚ですよ~」と叫んでいるのを見つけて、
近寄って整理券をもらいます。
「平城歴史館」という名前にイヤな予感がしたのですが、
案の定、遣唐使船に上がる前に、ぐだぐだした展示が続きます。
マンガと写真を使用した小学生向けと思われる平城京や遣唐使に関する初歩的な説明に、
我慢して付き合っていると、やっと乗船です。
船の甲板に上がると目の前に平城京跡の原っぱが飛び込んできました。
その原っぱを大海原だと頭の中で無理やり変換し、想像を膨らませてみます。
「吉備真備さん、中国語ちゃんと喋る自信ある?」
「玄さん、語学なんかハッタリでしょ」
なんて会話が交わされていたんでしょうか。
それにしても甲板は想像以上に狭いです。
船酔いもあったでしょうし、乗っている人は本当に大変だったと思います。
「最澄殿、ちゃんと食べないと身体がもちませんぞ」(ご飯を置く)
「これは空海殿、ご心配いただきましてかたじけない」(横になっていた身体を起こす)
なんて会話もあったんでしょうか?
いろんな想像が頭の中を駆け巡って、脳内タイムマシーン状態の乗船体験でした。
ちょっとアホ?
「読み巡り 奈良のお寺」 ココで買えます→http://bit.ly/cAQq4l

