デジタルパブリッシングフェア
7月7~9日に東京ビッグサイトで開催された
「デジタルパブリッシングフェア」に行ってきました。

電子書籍が話題になっているだけあって場内は結構な混みようでした。

中でも話題は、今夏に北米で「グーグルエディション」を開始するグーグルのブース。
大型スクリーンを使ってのプレゼンには何重にも人垣が出来、通路まで人で溢れるほど。

私も後ろの方から聞きましたが、出版社はコストゼロで書籍をデジタル化できる代わりに、
その内容をグーグルで検索できるようにし20%までは無料で読めるようにする。
内容を「立ち読み」した人が気に入れば、電子書籍としてダウンロードするなり、
アマゾンなどの書籍販売サイトで購入するなり、
グーグルで近くの書店を調べて購入することも可能です。
日本のサービス開始は年内を予定しているようです。

出版社にとってみれば、コストもかからず、ITの知識もいらずに、
電子書籍市場に参入できるわけですから、乗らない手はないだろうという気がしました。
しかも使えるデバイスは問わないとなると、マーケットも大きいものがあるでしょう。
まずは手っ取り早い方法として「グーグルエディション」を使って、
過去の出版物のデジタル化に走るような気がします。

しかし、弊社みたいに過去の遺産がない場合、
テキスト主体の「グーグルエディション」にはあまり魅力は感じませんでした。
むしろ電子書籍ならではの機能を付加した本を考えたいところです。
日本中の本がグーグルによってデジタル化されることを考えると、
いろいろな意味で凄いと思いますが。

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テーマ:雑記 - ジャンル:ブログ

[2010/07/13 22:18] | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
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